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未来2016年2月号

未来2016年2月号掲載作


人魚の靴

CHIARO(キアロ)とは輝きのこと脚を得た人魚が陸地に立った日のこと

日常は海から遠くパンプスを脱げば血豆の足の親指

ヘルスケア事業部に配属されてヘルスの渡邉さんと呼ばれる

打ちのめされてまた立ち上がる低反発マウスパッドにめり込む手首

あの子の体に私の顔を挿げたくてずっと眺めている昼休み

束縛はする方ばかり縛られるストッキングの小さな伝線

もう海に棲めない体を揺蕩わせバスソルトの壜ふんわり曇る

見たことはない祖父の船 美帆という名前をつけてくれてありがとう

さんずいの名前を子供に付けようと言えばあなたは笑って終わり




2月号の掲載歌をブログに載せたいと思っているうちに3月号が届いていました。いつもありがとうございます。
2月は短いなぁ。

「人魚の靴」は、昨年の角川短歌賞の予選通過作です。
応募した50首の中から10首を選んで未来に送ったところ、珂瀾さんに更に1首落とされて9首になってました。

でもこの連作で言いたいことは、この9首でおさまっちゃっているような気がします。
連作50首ぶち抜けるスタミナが欲しい。

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2016年03月03日(Thu) | 未分類 | TB(0) | CM(0)

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