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もん女感想④(42~47首)

ちょっと間が開いてしまいました。
5首のみですが、感想の続きいきます。



42 図書室の窓へこぼれる紅芙蓉 未だ女になれぬままいる(さとうはな)


美しい風景ですね。
未だ女になれぬ、図書室、などから清楚な女学生を想像しました。

窓の外に、紅芙蓉の花がわっと咲いているのでしょう。
それをふと見て、学生だった頃の自分を思い出す。男性経験もまだなくて恋に恋をしていた頃の自分。

あの頃の自分と、いまの自分は何が違っているんだろう。
それなりに恋もして、それなりに経験も積んできた。
でも今も女になんてなれてないんじゃないか。あの頃憧れてた大人の女になんてなれそうもない。


なんというか、そんな感じかなぁと。きゅんとしました。

いつもながら妄想の翼がたくましいいちさんですよ!




43 音たてるもんじゃの土手を作りつつ女性は顔をあげた 隣卓 (はづき生)


もん女だからもんじゃの歌にしてくれたのでしょうか。

うーん。場面は想像できるんだけど、何を言いたいのか、いまいち感情は伝わってこないです。
何の為に顔を上げたんでしょう。

たとえば、隣のテーブルじゃなくて、同じテーブルで向かい合っているほうがドラマチックじゃないですか?
あと、土手は作るんじゃなく、崩す場面にしてみたらどうでしょう。

それまでにこやかにビールを飲んでいた彼女の笑顔が何かのひとことで凍りついて、その瞬間、ざざーっと土手が崩されていく。

どうかなぁ。



44 異国では男が人を兼ねるらし女をひととふ敷島の国 (住友秀夫)


「異国では」は、英語圏では、という意味かなーと思いました。
Man=男、人。たしかに、微妙な気分。女は人じゃないのか。まぁそういうわけではないんだけど。

女と書いて「ひと」と読ませるのは、なんていうか歌謡曲的な?古きよき日本の匂いがします。「博多の女(ひと)」とかね。これはお菓子ですね。




45 放課後は女子のプリーツ崩しつつ 君の角度に膝は割られて (ポチ)


好きです!!いいね!萌える。
実は私、同じような状況の歌を詠もうと試みて、結局できなくて断念したことがあるのです。その結果うまれた歌が、

はじめてのキスミントガム体育館では校長が話してるとき(倉野いち)
(※うたらば「長」採用歌)


というものなのですが、実はこれ、みんなにはナイショで学校でこんなコトしちゃうなんて・・・!(きゅん!)というシチュエーションが詠みたかったのですよ本当は!!

ポチさんはこのシチュエーションを見事に歌になさっていて、お見それしました。
いいよねぇ。特に下の句、いいよねぇ。(何度でも言います)




46 女だとただ思うとき澄むものと淀むものあり夜風をはらむ(紗都子)


ああ、もう、いいですよね。私、紗都子さんの大ファンなんです。
言葉の綺麗さと的確さが胸に沁みてきます。こちらのお歌は、たえなかすずさんも1票入れてます。


逢瀬の帰り道か、部屋のベランダにひとりでいるのか。
愛しいとか憎いとか、打算だとか、優しさだとか。そういうものを考えてぐちゃぐちゃになったところへ、すっと夜風が吹く。
その瞬間、自分はただひたすら女なのだという気がつく。そんなイメージを持ちました。


「澄むものと淀むもの」。女心の表現として、こんなにもぴったりなものが他にあるだろうか!
言い当てられた感にぞくぞくしました。



47 曇り空飛ぶハイヒール屋上で昔は少女だった天気予報 (ニキタ・フユ)


屋上、飛ぶ、ハイヒールで、もしや飛び降り!?と一瞬ヒヤリとしてしまいましたが、靴をけって飛ばす天気予報のことですね。
皆さんは小さい頃やりませんでしたか?落ちた靴が上を向いていれば晴れ、引っくり返っていたら雨。


ハイヒールを履きこなす大人の女性が、思わず屋上で靴を蹴り飛ばしたくなるような場面。そのとき、小さい頃の思い出も、ふと浮かんでくる。

ストレスたまってるのかしら。大丈夫?息抜きしてね。

内容は好きですが、結句の字余りが気になりました。私も字余りに関しては、ひとのコトいえないのですが・・・。
もっとスムーズに読めたら、もっと好きだった1首です。






さてさてーこんな感じで、あと半分も続けていきます。
歌を下さった皆さんに感謝感謝です。

では。
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2012年11月01日(Thu) | 未分類 | TB(0) | CM(0)

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